矯正中の注意点

できるだけ患者さんの負担を少なくするため、そしてより良い治療結果を得られるようにするために、矯正治療をおこなっている期間は、以下の点に気をつけるようにしてください。

食事について

基本的には、通常通りの食事をして頂くことができます。

ただし、矯正治療中は歯が少しグラグラしていますので、気になる場合は装置が装着されていない歯で噛むようにしてください。

また、装置によっては、食べ物で着色しやすいものがありますが、これは交換することが可能ですので、あまり気にし過ぎる必要はありません。

歯みがきについて

矯正期間中は、歯に器具が装着されているため、汚れが溜まりやすい状態になっています。

矯正専用の歯ブラシ(複数種類あります)を使って、しっかりと磨くようにしてください。

もし歯みがきが十分におこなわれないと、むし歯、歯石、歯垢などの原因となり、矯正にとっても良くありません。

会話について

通常通りにお話することが可能です。

人によっては、装置を付けた直後、話す時に違和感を覚えたり口唇が前歯の矯正装置に当たって気になったりすることもありますが、しばらくすると慣れて解消されていきますので、ご安心ください。

タバコについて

矯正治療中にタバコを吸うと、ニコチンなどが装置に沈着しやすいため、装置や歯が汚れてしまいます。できるだけタバコを控えるか、こまめに歯みがきをするようにしてください。

痛みについて

当院では、できるだけ痛みの少ない治療を心がけておりますが、矯正装置を取り付けてから2~3日は気になることもあるようです。

これは、歯が動き出した証拠で、しばらくすると痛みは収まっていきます。

ただし、あまりにも大きな痛みを感じて、食事や睡眠にも支障が出るようでしたら、すぐに仰ってください。

装置の調整をすることで、改善することが可能です。

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